昭和国産音叉腕時計 シチズンコスモトロンGX  稼働品

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商品情報

1971年に国産唯一無二の音叉腕時計のシチズンハイソニックが誕生しました。そのムーブメントの問題点を改良して(ムーブメントは全くの別物です)販売された2代目音叉腕時計です。ハイソニックの問題点とは、1番に電池の寿命が短い事でした。今のクォーツみたいに、5年、10年と駆動させる事は、音叉の構造上厳しく、電池の大型化も限界がありました。2番目に販売価格の高さにあったと思います。ブローバーアキュトロン214に比べてもハイソニックは驚異的な価格でしたが、当時の国産腕時計(機械式)よりも高額の部類でした。そこで、簡単に言うと、心臓部の音叉を減らして駆動電力を抑えて電池寿命を伸ばす方式をしたのが、シチズンコスモトロンGXになります。音叉の数を簡単に減らす事は、並大抵の事ではないと私は思います。本来音叉は2本の金属がセットで機能するものを1本無くすなんて(厳密にはコイルですが)、誰が言ったんだ と苦労が忍ばれます。ですが、流石技術のシチズンで、それをやり遂げました。それでも、国産唯一無二の音叉腕時計を開発したシチズンの設計者はあえて、ハイソニックGXとしなかったところに、職人魂を感じるのは、私だけでしょうか?電磁テンプのコスモトロンの仲間と思われている方もいらっしゃるくらいややこしい名前ですよね。
出品物は出品時にSR1130SWの電池を入れていますが、無理をしたらSR43SWが入りますが、無理はしていません。こちらは、巷で言う電圧対応はしていません。電圧対応なるものがどう言う物か分かりませんが、ムーブメントの緩急板で調整しています。修繕履歴は不明です。私の元に来てから20年修繕はしていません。音叉時計特有の姿勢差もあります。文字盤は傷、染みなど無く綺麗です。風防(プラスチック)は割れやヒビは見られませんが、使用傷はあります。ケースにも使用傷があります。音叉時計の特徴の音も気持ち小さい(私は必死にならないと聴こえませんが)と感じます。感じるだけです。こちらのケースラグの幅は20ミリありますので選択の幅が、少なくなりますが、ベルトを交換するのも楽しいですよね。悩むことも。今付いている皮ベルトはコレクション用に付けているだけです。ご了承頂きたく思います。

カテゴリーファッション > メンズ > 時計
ブランドシチズン
商品の状態傷や汚れあり

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