DOMAINE MICHEL GAUNOUX CORTON RENARDES GRAND CRU ドメーヌ・ミシェル・ゴヌー コルトン・ルナルド グラン・クリュ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ アロース・コルトン 原産地呼称:AOC. CORTON GRAND CRU ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13.5% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ
WINEHOG:Very Fine++ (94-95)ポイント By Steen Ohman April 18, 2017 The Corton Renades 2006 is another success in a complex and somewhat difficult vintage. It offers a transparent and purely focused fruit - a rare thing in his vintage. The bouquet gives a focused and pure fruit - a delightful collection of red and dark berries - starting to show a bit of age with some delicate sous-bois notes and some hints of truffle and mushrooms. It’s intense, very balanced and refined - offering a very focused view of this slightly hot fruity year. It’s refined, airy and focused .. a delightful Corton. This will develop well over the next 10 years or more - adding even more complexity.
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古典的ポマールのミッシェル・ゴヌー。昔のブルゴーニュのように熟成して花開く。
長期熟成のポテンシャルが高い伝統的なブルゴーニュの造り手、かつポマールを代表する造り手として定評のあるミシェル・ゴヌー。19世紀後半に設立された歴史あるドメーヌの評価を高めていたミシェル・ゴヌー氏が1984年に亡くなって以来、ジャクリーヌ夫人が販売と経営を、息子アレクサンドル氏がワイン造りを、娘アンヌ女史が事務全般を担当し運営しています。
造られるワインのスタイルは、2002年に大きく転換します。以前の熟成させて楽しむワインスタイルから大きく方向転換し、ピノ・ノワールならではのピュアで瑞々しい果実味と滑らかなタンニンが備わった、長期熟成はもちろんのこと、若いうちからも楽しめるワインが造られるようになりました。
「コルトン・ルナルド グラン・クリュ」は、ゴヌーが所有する唯一のグラン・クリュ。土壌は主に石灰粘土質の僅か約0.64haの畑です。しばしば「野性的」と表現されるテロワールのため、造られるワインも動物的なニュアンスが備わります。煮詰めたラズベリーやカシスのフレーバーに、熟成に連れてシャンピニヨンなど複雑な香りが漂う。しっかりしたストラクチャーはこのドメーヌならでは。時代に迎合しない、唯我独尊のワイン。
ブドウは全て手摘みにて収穫。非常に厳しい選果の後に100%除梗を行い、木の桶にて天然酵母のみで発酵させます。樽と桶に分けてマロラティック発酵、それによりより味わいに円みと柔らかさを備え、その後新樽率15〜20%のオーク樽にて12〜14ヶ月熟成。
セラーのキャパシティに余裕のある人は、若いヴィンテージを手に入れて我が子のように育て上げればよいし、そうでない人は今が飲み頃のバックヴィンテージを入手すればよい。
いずれにせよ飲み頃を迎えたゴヌーのワインは素晴らしく、ダージリンティーや高級なめし革、ハバナシガー、黒トリュフ、そしてポマール・リュジアンには顕著に、ジビエのフレーバーが匂い立つ。 その頃になるとタンニンも丸みを帯び、しなやかな飲み口へと変化しているはずだ。
最近のブルゴーニュはまるで新世界のピノのようだとお嘆きの諸兄には、お誂え向きの造り手といってよいだろう。
■テクニカル情報■醸造・栽培、除梗の割合:100%、発酵(樽/タンク):木製桶、使用酵母:天然酵母、熟成(樽【新樽率】/タンク):15〜20%、熟成期間:12〜14ヶ月、マロラクティック発酵の有無:する(一部は発酵桶で、一部は樽で)、所有面積:064.ha、土壌:石灰粘土質、ぶどう品種(セパージュ):Pinot Noir 100%、収穫方法:手摘み
DOMAINE MICHEL GAUNOUX CORTON RENARDES GRAND CRU
ドメーヌ・ミシェル・ゴヌー コルトン・ルナルド グラン・クリュ
生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ アロース・コルトン
原産地呼称:AOC. CORTON GRAND CRU
ぶどう品種:ピノ・ノワール 100%
アルコール度数:13.5%
味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディ
WINEHOG:Very Fine++ (94-95)ポイント
By Steen Ohman April 18, 2017
The Corton Renades 2006 is another success in a complex and somewhat difficult vintage. It offers a transparent and purely focused fruit - a rare thing in his vintage. The bouquet gives a focused and pure fruit - a delightful collection of red and dark berries - starting to show a bit of age with some delicate sous-bois notes and some hints of truffle and mushrooms. It’s intense, very balanced and refined - offering a very focused view of this slightly hot fruity year. It’s refined, airy and focused .. a delightful Corton. This will develop well over the next 10 years or more - adding even more complexity.
「ゴヌーの訪問は本当に忘れられないものとなった。伝統の世界、そして長い間忘れ去られていたと思っていた世界を垣間見ることができた。個々のヴィンテージとテロワールの表現を損なうことなく、スタイルと品質の面で途方もない一貫性を確立している。妥協のないその造り、例えば2004年と2000年のような年には、品質がドメーヌの基準に達していなかったので、ワインを生産しなかった。彼らは現代の美しさと伝統的なスタイルの組み合わせを提供しており、これらのワインは本当に特別であり、最高のご馳走です。ぜひ試してみてください。By.Winehog 」
MICHEL GAUNOUX / ミッシェル・ゴヌー
ここはコート・ド・ボーヌで私がずっとひいきにしていたドメーヌの一つ。
晩年のミッシェル・ゴヌー(1984年に亡くなった)は万事に昔ながらの方法を踏襲してきた。たとえば足でワインの果帽を踏むことで、古い醸造桶のなかで男女が踏んだり、跳ねたりすり。醸しに3週間もかけ、3分の1はオークの新樽で24か月熟成させ、一切濾過は行わない。通常わずかに清澄するだけで、ずば抜けた芳醇な充実したワインとなり、20から30年間の熟成が約束される。
1988年に有名なレストラン、タイユヴァンで62年を飲んだが、現代風なつくりの5〜6年たったブルゴーニュの赤も顔負けなほど生き生きしていた。現代未亡人が経営を引き継ぐがつくりに方に変わりはない。
9.7haの畑は全て最上の位置にあり、そのなかには2.9haの大きな区画がポマール=グラン・ゼプノに、より小さな0.7haの区画がポマール=リュジアンである。この2つがゴヌーの最上のワインであるとワイン通の意見はほぼ一致するだろう。ともに素晴らしくて芳醇で深みがあり、熟成する力がある。
ゴヌーは他にもポマールの1級畑レ・シャルモやボーヌでトップクラスの1級畑をいくつか所有する。特にボーヌ・レ・ゼプノットは素晴らしい。好運に恵まれればゴヌー家の特級コルトン・レ・ルナルド(1.2ha)の深みのあるワインを味わうことができる。残念ながらゴヌーのワインは昔から最上のレストランが顧客となっていて殆ど輸出されない。いまだにミッシェル・ゴヌーの未亡人が細部にまで気を配って経営する、素晴らしいドメーヌである。
ゴヌーが所有する唯一のグラン・クリュがコルトン・ルナルド。しばしばソヴァージュ(野性的)と表現されるクリマだけに、動物的なニュアンスを伴う。煮詰めたラズベリーやカシスのフレーバーに、熟成に連れてシャンピニヨンなど複雑な香りが漂う。しっかりしたストラクチャーはこのドメーヌならでは。時代に迎合しない、唯我独尊のワイン。