イギリスの老舗家具ブランド ERCOL(アーコール)社による、シスルバックアームチェア/ネイビーブルーラベル [ THIS IS AN PRODUCTION ]です。
ウィンザーチェアの”ホイールバック(車輪)”のデザインを、アザミの花に変えた”シスルバック”チェア。日本ではシスル(アザミの花=スコットランドの国花)が彫られたデザインというエピソードが浸透しているため、シスルバックと呼ばれていますが、本来はイギリス王子に与えられる称号であるプリンス・オブ・ウェールズの3枚の羽根の紋章をモチーフにしており、日本以外の国では Prince of Wales Dining chairと呼ばれています。シンプルなアーコールチェアの中でも、華やかさをプラスしたアイテムとして大変人気のあるチェアです。
[THIS IS AN PRODUCTION]と書かれたゴールド枠付きバージョンのラベルは、1954年〜57年頃までの約3年間だけしか使われていない希少なラベルです。
商品説明
イギリスの老舗家具ブランド ERCOL(アーコール)社による、シスルバックアームチェア/ネイビーブルーラベル [ THIS IS AN PRODUCTION ]です。
ウィンザーチェアの”ホイールバック(車輪)”のデザインを、アザミの花に変えた”シスルバック”チェア。日本ではシスル(アザミの花=スコットランドの国花)が彫られたデザインというエピソードが浸透しているため、シスルバックと呼ばれていますが、本来はイギリス王子に与えられる称号であるプリンス・オブ・ウェールズの3枚の羽根の紋章をモチーフにしており、日本以外の国では Prince of Wales Dining chairと呼ばれています。シンプルなアーコールチェアの中でも、華やかさをプラスしたアイテムとして大変人気のあるチェアです。
[THIS IS AN PRODUCTION]と書かれたゴールド枠付きバージョンのラベルは、1954年〜57年頃までの約3年間だけしか使われていない希少なラベルです。
アーコール ERCOL
アーコール社は現存するイギリスの老舗家具メーカー。新品家具としてもアンティーク品としても同一のモデルで同様に高い支持を受け続けている稀有なブランドです。20世紀初頭にイギリスに移住してきたイタリア生まれの家具デザイナー "ルシアン・アーコラーニ"によって、1920年にハイ・ワイコムにアーコールファニチャーは設立されました。ERCOL社の成功のポイントとして当時乾燥が難しく歪みが生じるため家具材としては不適格として安価であったエルム材の乾燥方法を編み出したことがあります。ウィンザーチェアーに代表される伝統的な製法と、モダンデザインを融合させたコレクションは、さりげないデザインで軽やかでシンプル。1957年デザインのスタッキングチャイルドチェアーは、小学校などの施設で多く使用され一躍ベストセラーブランドとなりました。近年マーガレット・ハウエル(英国の服飾デザイナー)は、アーコール社スタッキングチャイルドチェアーのヴィンテージ品をロンドンショップで展示し、アーコールチェアーは大好評を得ることになりました。それをきっかけにアーコール社は2002年から同商品の復刻版の製造を開始するまでになります。 その後マーガレット・ハウエルのショップでもこの復刻版は販売されることとなり、たちまち人気が高まりました。イエロー×ゴールドの通称ゴールドラベルがついた1960年代〜70年代頃アーコール全盛期の品物は以前よりプレミアム的に価値で取引されておりましたが、近年ではそれ以降のヴィンテージ品ブルーラベルのお品物も含めてイギリス現地で一昔前の倍近くの取引相場にまで高騰しています。
ルシアン・アーコラーニ Lucian Ercolani
1888年イタリアで生まれ、1923年にイギリスの市民権を取得し、アーコール社を設立。イギリスの伝統的なウィンザー様式の家具を製造する傍ら、その伝統を打ち破り新たなウィンザーのデザインと普遍的なモダンデザインに挑戦したアーコール社の創業者。
楡材 エルム材
主に木材として使われているのはハルニレと呼ばれる種類で、エルム材とも呼ばれています。家具材意外にも、食器類、楽器など幅広く使われていま す。 ニレの生育地は北半球の広範囲に分布しており、日本の北海道や中国、樺太、シベリアなどの寒くてかつ土壌の肥沃な地に生育します。 木目の面白さから化粧的価値が高く扱われ、ケヤキの代わりに表面化粧材として使われることもあります。腐りにくく、やや重硬で強靭なため割れにくいのも特 徴です。黄白色から淡褐色、肌目が粗いのでしっとりと優しく柔らかい印象を与えます。
ブナ(ビーチ) beech
白くきめ細かい木肌に割れにくい性質を備えた素材、材面には放射組織の小さな斑が入る。強度が高く粘りと弾性に富むので曲げ木の材料としても最適。着色の無い材は使い込む程に飴色に変化する。
- ビーチ材
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